OSP製ラケット「ヴィルトォーソ+」を適当にレビューします
自分は簡単に言うなら13年前にそこそこ指導がしっかりしてた卓球部に居て最近復帰した卓球歴総3年の普通のプレイヤー
非力華奢
ずっと中ペンフォア表バック裏
元々はカーボンラケ使用
Virtuoso+ offensive blade (中ペン)
(削り前86gの個体)
フォア モリストSP 中
裏面 ロゼナ 中
比較用具
KCK
(85gの個体、ケブラーカーボン入り5枚合板)
フォア モリストSP
裏面 ラザンターR37
だいたいは前記事の予想通りな感じだったのですが、、、
カーボンラケからの比較になります
純木材は初心者の頃以降使ったことがないので、純木材に移行したいカーボンユーザーに役立てるといいなあ
弾まねえ!的なのはカーボン使ってたがゆえなので5枚合板の中では弾むほうだと思います
見た目
ブレードは丸型ではなくアコースティックのように頭が長めでエラがあるタイプの形
最近主流の形です
グリップは硬い木で出来ていて、グリップレンズも木製、底に銅ベースの合金?みたいなロゴが埋め込まれています
凹凸感がなくややグリップは滑りやすいです
見た目は洗練されていて格好いい
フォア打ち
軽打は軽打って感じです
ぶっとび表を貼ってるわけではないのであまり弾みませんでした
ただこの軽打具合は止める技術系や短いサーブに期待が高まるような感触
しっかり弧線が出てくれて、球を持つので手加減したフォア打ちもコントロールしやすかったのもポイント
ずっとフォア打ちの構えで持ってると重くてやや腕が疲れました
ショート系
カーボンに比べて飛ばないので軽い球を返す際はこっちからスピード出すようなイメージでプッシュする必要がありました
コントロールがとても良い
ブロック
オートに超速で跳ね返るカーボンラケとは違い、かなり止まる感じがありまして、結構ネットミスが起こってしまいました
下がりながらやるなら、しっかり押さないとと飛ばないです
ツッツキ
表でも頑張れば回転切りつつ短く出せます
KCKに表貼ってたときは頑張っても跳ねすぎるせいで全然安定しなかったのでこれは大進化です
もちろん表ソフトでのツッツキなので流石にオートマチックな感じではないです
自分から下切ってクッション感出さないとチャンスボールが出てしまいます
深いツッツキはいつも通りだと思いました
サービス
思いきり振っても飛びすぎないのでめちゃくちゃ擦れます
例えばYGサーブは感覚が未熟な僕でも回転を切りつつ2バウンドで出せました
カーボンラケからの移行で劇的に変わった点ですね
しゃがみ込みも頑張れば短く出せます
レシーブ
回転軸をずらすストップがやりやすいです
短く出るのでネットミス多発です
カーボンに慣れすぎたんだ…
これいいですね
チキータや逆チキは問題なくできますが、逆チキはペンなので表ソフトでやることになるのでやや滑り気味〜〜(飛ばないので最初ネットにかかりましたが打ち方を改善すれば普通にできます)
角度打ち
振った分だけ飛ぶので入れやすかったです
球持ちが良すぎて角度打ちしづらいなんてことは杞憂だったみたいです
角度打ちに対する慣れもありますがちゃんと弾いて打てます
ドライブ
しっかり食い込ませて中陣やや低めからも飛ばせることができました
安定したフォア表プレイに良さそうです
持ってくれるのでツッツキ打ちも言わずもがな安定のネット超えです
裏面軽打
裏面の軽打は、柔らかラバーですらも球があっちこっちいってしまい苦手でしたが、ラケットがしっかり補正してくれます
裏面バックドライブ
このラケット自体が重めなのと、Head OptimizedとOSPのサイトに書かれていたので振れるか心配でしたが杞憂でした
しっかりラケット振れたお陰かしなりのお陰か、前陣からストレートにドライブできました
KCKみたいにグリップの中が空洞じゃないので、そこまで先端重心感はなかったです
軽いラバーを貼れば力が無くてもギリギリ振れるラインです
バルサラケットみたいに溜め無しで振るには少し厳しいので、そういう戦型だと向かないかもしれません
総評
かなりオールラウンドなコントロール重視のラケット
何貼っても良いと思います
球離れを武器にする戦型(超前陣でパチパチ打つ人)にはもっと良いのがありますが、僕程度の腕前ならコントロール性能を採って正解でした
球離れは犠牲になったけど、ぶつければ飛び、擦れば飛ばない、使用者がコントロールしやすいという感じです(飛ばす位置的な意味でのコントロールや台に入れる的な意味でのコントロールも良いです)
モリストSPで良かったのか?と思っていたフォア表的には、このまま横目表は貼らなくても良いかなと思いました
デザインも垢抜けた感じがお洒落だし大事にしようと思います
神ラケだ、しばらく買い換えなくて良いな
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